番外編 西へ西へ2
- Day:2009.09.01 21:44
- Cat:旅
確か八朔だったと思います。

長崎県といえば、海というイメージが強かったのですが、
何度か帰っているうちに、山国のイメージにかわってきました。
平地はほとんどなく、街や家々は斜面にへばりつくようにして
広がっています。
つれあいの実家も急な斜面の中腹にあり、大雨のときはいつも
心配しています。

峠道添いには、インカ帝国の遺跡のような棚田があちらこちらに。
少し荒れた様子から、田畑の後継者不足が伺えます。


あいにく大気がかすんでいましたが、佐賀県境に近い峠から、
陶器で有名な有田方面がかすかに望めました。

帰路、佐賀県武雄市のサービスエリアで、左手奥に低いけれど
気になる山を発見。地図で確認すると、「御船山」とあります。

望遠レンズで覗くと、なかなか険しくてシンボリックな山でした。

父親が山を見て喜々としている間に……
中2の息子はサービスエリアで、ご当地佐世保パガーと

皿うどんをたいらげたのでした。
ううううううっ……。
僕は法事の御馳走とその夜のバーベキューで、完全に胃が
壊れてしまいました。