番外編~陽の去りゆく国・出雲
- Day:2009.08.16 20:51
- Cat:自然
ETC-1,000円の影響で、帰路はかなりの渋滞でした。
米子道から中国道までトロトロ。
夕暮れの大山(だいせん)でも見えたらまだよかったのですが、
あいにくの雨模様……。
いつもの1.5倍の時間をかけて、家にたどり着いたのは夜中でした。

夕陽で有名な宍道湖(しんじこ)です。あいにくの天気で、赤よりも青が印象的な
夕景となりました。
島根ではお盆の来客対応に終始し、カメラを持ってお出かけ、という
わけにはいきませんでした。
ということで、1年前のお盆に撮ったもので失礼いたします。
「出雲」というくらいですから、宍道湖周辺にはよい雲が湧いて出ます。
ある気象予報管は、「日本でいちはんよい雲の出る土地」と言っていた
そうです。

宍道湖は、中海を通じてわずかに海とつながっている「汽水湖」です。
湖水をなめてみると、薄味のお吸い物程度の塩分があります。
この微妙な塩分濃度が特産のヤマトシジミやスズキ・白魚などの恵み
をもたらしてくれています。
朝食には必ずシジミのみそ汁という家庭も松江では多いです。

松江市内から車で30分弱の島根町加賀漁港です。
日本海に沈む夕陽に照らされたイカ釣り漁船のランプが印象的でした。
出雲地方は、次の空へと去って行く太陽の似合う土地柄のようです。
まだまだ紹介したいところが沢山ありますが、またの機会に。