柚子の里 その2
- Day:2009.11.01 22:24
- Cat:場所

ただの山にしては立派な木が多いと思っていたら、

どうやら天皇陵があるようです。
写真では斜めで見づらいですが、「清和天皇陵」と書いてあります。
向こう側の山の一角のようですが、どのあたりかは特定できませんでした。

調べてみると、平安時代800年代の天皇で、若くして退き出家をして水尾の里を隠棲の地と定め
ここで修業しましたが、30歳で夭折しています。
都を捨ててどうしてこのような寂しいところに…と思うのですが、きっと都の権力の世界になじめ
なかった人だったのだろうと勝手に想像しています。

そんな歴史を知ると、そういえば立派な家が多かったように感じました。

1200年後のいまも、愛宕山924mは変わらず水尾の里を見降ろしています。
山頂付近の鶏冠のような森も、ここからはっきりと見ることができました。