増水 Day:2010.02.28 17:57 Cat:自然 目が覚めると川の流れるゴーゴーという音が聞こえてきました。2日続きの強い雨のため、大堰川(おおいがわ=桂川は、このあたりではこう呼ばれています)の水がいっきに増えています。中洲も岸辺の灌木も、水につかっています。でも今日は川の水よりも……津波警報の発令された地域のみなさま、どうかお気をつけて。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
何でもないひとコマ Day:2010.02.26 22:19 Cat:場所 西日を浴びたポスト。木造の倉庫。整然と積み上げられた薪。風雨にさらされて錆びた水門開閉のためのハンドル。何でもないようなひとコマが脳裏から離れないことが、たびたびあります。 URL Comment(4)Trackback(0)Edit
上桂川の夕暮れ Day:2010.02.25 23:26 Cat:自然 昼休み。勤務先の施設の食堂で昼食を食べていると、園芸療法士さんが手がけた花壇の菜の花畑に、沢山のアブがぶんぶん飛んでいるのが見えました。思わず「おいおい、もう出てきても大丈夫なのかい?」。こんな日は、外のテラスのテーブルで仕事がしたくなってしまいます。ガラッと変わって(^_^;)夕暮れの上桂川です。ダムのすぐ手前なので流れも緩やかで、時々通る車の音以外は静まりかえっています。止まった時間に波紋を落とすように、ねぐらに急ぐ水鳥の羽音が聞こえてきます。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
川は流れる Day:2010.02.24 23:38 Cat:自然 右京区京北中江町にある、桂川にかかる橋からの眺めです。太陽が西の山際に隠れようとしながら、水面をキラキラと輝かせています。川の音をBGMに、逆光の風景を眺めてしばらくぼんやりとしていました。高い所から低い所に絶え間なく水が流れて行く。そんな当たり前のことが新鮮に思える、そんな日もあります。上流の東方向に目を移せば、西日を浴びた山里は、まだ真昼のような明るさでした。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
名もなき富士 Day:2010.02.23 23:55 Cat:自然 丹波のたぬきさんのブログで、今日2月23日が「富士山の日」と知り、負けじと小さな名もない富士山をアップします(^^)/篠山市の日置にある「剛山(こうやま)」。南丹から篠山へ向かうとき、可愛らしい富士形の姿を見せてくれる山です。多分、地元の人にしか山名も知られていないのではないでしょうか。左奥に見える「篠山富士」の方が有名です。標高も、篠山富士より100m低いです。丹波には「○○富士」と呼ばれている山がいくつかありますが、この剛山がそう呼ばれているのは聞いたことがありません。でも、どこか親しみの持てる山です。南側には、弥十郎ヶ嶽が威圧的にどしりとそびえています。700mを越えるだけあって、山頂付近は雪のようです。晴れた日の田舎道は、気持がよいですね。 URL Comment(4)Trackback(0)Edit
水鏡 Day:2010.02.22 23:21 Cat:場所 田には水が張られていて、冬の青空や西の山に沈みゆく夕陽を鏡のように映し出していました。山国の里に夕暮れが訪れようとしています。南の方角からは飯森山と天童山が、どっしりと見下ろしています。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
ポップな公民館 Day:2010.02.21 22:55 Cat:場所 京都市右京区京北(けいほく)。町村合併で京都市になってしまいましたが、個人的には僕たちの住む南丹に来てほしかったなあ、と思います。だって、そのたたずまいはまさしく「丹波」ですから。京都から移り住む人たちも多いのか、新しい建物と歴史のある民家、それに材木工場などが入り混じって、不思議な雰囲気を漂わせた町です。景観なんて気にしない、というノリで無造作に置かれた鉄の塊が、オブジェに見えてきます。なかなかポップな公民館じゃありませんか。 URL Comment(4)Trackback(0)Edit
枝先の春 Day:2010.02.20 22:32 Cat:自然 南丹市日吉町の世木ダム。冷たい冬の雨がダム湖に降りそそぎます。雪になるほどの寒さではなくても、濡れた手は凍えてきました。ふと目の前の木々たちに目をやると、その枝先にもう春を宿しています。上流の雪のおかげで、日吉ダムの水量も回復したようです。眠っていた冬枯れの岸辺も、少しずつざわめきだしました。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
気になる木 Day:2010.02.20 00:21 Cat:場所 松江での用事を済ませ京都へ帰る前に、実家からほど近い「出雲国庁跡」に立ち寄りました。松江市の東南に位置するこのあたりが、出雲国の中心だったようです。こんもりとした森の中には、この国庁を守護する神社が祀られています。小さな神社ですが、出雲地方にある他の神社同様、「大社造り」と呼ばれる構造をしています。この造りを見ると、ふるさとに帰ったような気がします。遺跡の一角に、気になる木を発見。天気がよければ昼寝…といきたいところでしたが、曇り空でとても寒かった~。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
人参なのに大根島? Day:2010.02.19 00:30 Cat:場所 もうしばらく山陰編にお付き合い下さい(^^)境港市の江島大橋を渡って、中海に浮かぶ大根島を通って松江に向かいます。大根島は牡丹の花の産地で、シーズンには車であふれかえるのですが、冬場はひっそりとしています。写真の囲いの中では、これも特産の薬用人参の栽培をしています。人参なのに「大根島」です(^_^;)いちばん高い所で標高42mですが、島全体がれっきとした火山なのだそうです。島のいくつかの入江に集落が散在しています。ここは、波入(はにゅう)という地区で、昔は松江行きの定期船が運航していました。今は堤防ができて、島と松江とは陸続きになりました。中海沿いに進むと、かわいらしい紅白の灯台を発見。もう薄暗くなってきたので、道を急ぎました。ここから20分ほどで松江の実家に到着です。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
弓ヶ浜 Day:2010.02.17 23:58 Cat:自然 弓ヶ浜半島は、鳥取県の米子市から境港市に向かって伸びる、弓のようにしなった半島です。半島の西側は中海で、東側は日本海。きれいな砂浜と松原が延々と続きます。小舟のそばに錆びた鉄の塊を見つけたので、近づいてみると、廃船の本体部分が朽ちて、エンジンだけが残ったもののようです。中国地方唯一の百名山「大山」は、あいにく雲の中。麓の部分だけが見えました。昔は、航行する船はこの山を目印に進んだのだそうです。対岸の大山の裾野には、風力発電の大きな羽が何基も建っているのが見えます。北西の季節風が吹きつける冬場は、結構な発電量に違いありません。 URL Comment(4)Trackback(0)Edit
陰と陽 Day:2010.02.17 00:22 Cat:自然 土日は、松江に帰省していました。中国道、兵庫県の社(やしろ)PA。あ~いいお天気…雪の蒜山高原を越え、山陰側に入るとやはりどんよりした空模様。大山も雲の中。久しぶりに海が見たくなったので、国道沿いの展望所でちょっと休憩。日本海も空も、まだまだ冬の色をしていました。山陰と山陽。よく名付けたものです。決して高くはない中国山地ですが、北西の季節風がぶち当たるには十分な高さなんですね。対岸は、島根半島の美保関あたりです。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
千歳散歩 Day:2010.02.15 22:37 Cat:場所 最近はあまり見かけなくなった、懐かしい火の見やぐらを見つけました。まだ、使われているのでしょうか。歩いていると、軒先で無造作に売られている野菜。農家で自家用に作られているこのような野菜が、いちばん美味しいような気がします。水場近くに、さりげなく。由緒ありげな…。そこかしこに、梅も咲き始めました。千歳散歩、おしまい。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
寿老人 Day:2010.02.14 22:00 Cat:場所 亀岡の出雲大神宮周辺には、タイムスリップしたような懐かしい雰囲気の路地があちこちに残っています。このあたり一帯には「七福神めぐりコース」というのがあって、御年配のハイカーさんたちをよく見かけます。このお寺の主は……こんなイイ顔のおじいさんになりたいものです。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
春待ち河原 Day:2010.02.13 09:53 Cat:自然 12日は、福祉職場就職フェアで京都岡崎の「みやこめっせ」へ行ってきました。総勢4名。もちろん、イキのよい若者をゲットするために(^^)雨模様のせいなのか、時期的なものなのか、来場者はちょっと寂しかったです。十数名の方たちのお相手をしただけですが、普段無口な(?)僕は、ぐったり疲れてしまいました(>_<)。新卒だけでなく、一般企業に就職したものの違和感を感じ、人と接する仕事に興味を持って訪れた、という若者も目立ちました。みな、自分探しの真っ最中ですね。「まず、たくさんのものを見て、たくさんの人に出逢い、やりたい仕事をみつけること。そして、その仕事に熱中し、専門的な技術と知識を徹底的に身につけること。あとは、身につけた知識と技術を生かして、誰かの役に立つこと。やりたいことでメシを喰うために。難しいことは何もない。シンプルにに、やるべきことは、それだけだ」(高橋歩著「人生の地図」より)。あっ、自分に言い聞かせています(^_^;)春を待つ大堰川(おおいがわ)の河原。先日の雪解け水で、川は少し水量を増しているようです。とぎれない雨音と、ときおり鉄橋を通過する電車のリズミカルな響き。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
AOR Day:2010.02.12 06:00 Cat:未分類 最近深夜のNHK衛星放送で、懐かしいAOR系ロックバンドのライブを放映しています。先週たまたまテレビをつけたらリトル・フィート。在りし日のローウェル・ジョージが、お腹の上にギターのせて熱唱していました。先日は、ダリル・ホール&ジョン・オーツ。御歳60歳を超えたダリル・ホール節は、まだまだ健在でした。サラ・スマイルやシーズ・ゴーン… 美しいハーモニーは、昔と変わりません。翌日の仕事を気にしつつ、夜更かししてしまいました(^_^;)東京で頑張っている親友から、「今、○○○がFMでかかっている。いいね~」とメールが届くことがあります。いろいろな音楽を聴いてきたけど、結局は高校・大学時代に聴いていた音楽に戻っていくようですね。折角の休日なのに、雨が一日中降っていました。たまには、いいか。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
出雲大神宮(亀岡) Day:2010.02.11 11:51 Cat:場所 亀岡市千歳町にある「出雲大神宮」。この地へきたとき、「出雲」という名前に何か縁を感じたものです。社殿は小ぶりですが、背後に山を従えたたたずまいは、郷里の出雲大社とそっくりのロケーションです。美味しい水がわき出ているので、水をくみに来る人の姿が絶えません。遠い昔、日本海沿岸の出雲族が京の都へと南下してきた際にこの地に住みついたのかもしれません。京都市内にも、「出雲路橋」という橋があります。「こちらが本家なんですよ」と以前社務所の方が言っておられたのですが、それは人間の勝手な言い分で、出雲の神々はきっと微笑んでおられることでしょう。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
模様ながめ Day:2010.02.10 21:00 Cat:自然 雪と田畑が造り出す模様の世界。9日は春のような暖かさ。桜の咲く頃のような空気感。雪はほとんどとけてしまいました。 URL Comment(4)Trackback(0)Edit
千歳車塚古墳 Day:2010.02.09 21:00 Cat:場所 亀岡市千歳町にある千歳車塚古墳です。全長80mあまりの、ちょっといびつな形の前方後円墳で、6世紀前半につくられたものだそうです。牛松山をバックに横たわる姿は、このあたりの古墳としては堂々たるものです。雪の晴れ間の小さな雑木林には、微かに春の兆し。さっきまで吹雪いていたのがうそのようです。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
雪雲 Day:2010.02.08 22:00 Cat:未分類 亀岡盆地の東、牛松山から三郎ヶ岳に続く山並みに雪雲がかかっています。吹雪が生き物のように移動しているのがわかります。徐々に晴れ渡ってきました。雑木林越しに仰ぐ三郎ヶ岳は、神々しく見えました。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
晴れ時々吹雪 Day:2010.02.07 18:18 Cat:自然 さっきまで晴れていたのに、にわかに吹雪となりました。亀岡にある平の沢池の上池も、下池も、吹雪にかすんでいます。この吹雪は数時間続いて、けっこうな積雪になりました。夜の帰り道、雪の重みで竹が倒れて、道路を半分さえぎっていました。近頃の竹は、温暖化の影響で積雪に慣れていないのかな? URL Comment(2)Trackback(0)Edit
雪の晴れ間 Day:2010.02.06 23:53 Cat:自然 この冬一番の寒気が日本列島を覆っているようです。日本海側との中間にあたるこのあたりは、吹雪いたり晴れたりと、めまぐるしく天気が移り変わります。吹雪の後、約5分間だけ晴れ間が広がりました。積雪時の晴れ間は、とても清々しい気分にさせてくれます。畑の麦は、ちょっとびっくりしたかな? URL Comment(4)Trackback(0)Edit
冬枯れの棚田 Day:2010.02.06 01:09 Cat:場所 保津峡駅をあとにし、愛宕山目指して水尾方面にぐぐっと登っていきます。前方が少し開けてくると、そこは柚子の里、水尾です。秋には山一面が黄色くなっていたのですが、今も柚子の実が少しは残っていました。全部収穫してしまうわけではないのですね。水尾の集落を過ぎ、神明峠を越えると、しきみ原-越畑と通って山道を亀岡盆地へと下ります。越畑まで、すれ違った車は1台でした。冬枯れの棚田は、きれいに耕されて春を待っています。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
JR保津峡駅 Day:2010.02.04 22:20 Cat:場所 現在のJR保津峡駅は、トロッコ保津峡駅の上流約1キロのところにあります。ここも何もないところですが、ハイカーさんや水尾地区の人たちが利用されているようです。電車が到着するたびに、お迎えの車が2~3台やってきます。長いトンネルに挟まれた橋上の駅です。ごーっという音がトンネルの奥から聞こえてきて、電車が急に現われます。快速電車はもちろん通過。電車が行ってしまうと、保津川のせせらぎの音が聞こえるだけ。秘境の駅といった風情です。ここから水尾地区までは、急な山道を登っていかねばなりません。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
トロッコ保津峡駅 Day:2010.02.03 23:29 Cat:場所 右京区まで出た帰りに、嵯峨鳥居本にあるあだし野念仏寺付近から保津峡-水尾-越畑経由で帰ることにしました。地図で見ると距離は最短なのですが……このあたりの地理に詳しい方にとっては、絶対「ありえへん」ルートですね。でも「ありえる」のです(^^)峠までくると愛宕山が間近に。狭い山道も軽自動車でスイスイです。眼下にトロッコ保津峡駅が見えてきました。以前はこのルートが山陰本線だったのですが、今は嵯峨野観光鉄道となり、トロッコ列車が走っています。保津川に沿ってクネクネ走っていた山陰本線は、トンネルで嵯峨嵐山-馬堀間を一直線。あっという間です。道は下って、トロッコ嵐山駅の対岸を走ります。駅というより、水力発電所のような雰囲気です。何もないところですが、ハイカーさんに利用されているようです。今はトロッコ列車もシーズンオフなのか、山に囲まれてひっそりとたたずむ駅でした。 URL Comment(2)Trackback(0)Edit
徒然草 Day:2010.02.02 23:01 Cat:未分類 最近はまっているもの……「徒然草」。高校の古文の授業であれだけアレルギー反応を起こしていたものが、いま頃になって美味しく食べられるようになりました。角川文庫の現代語訳つきの「徒然草」をコタツに置いて、ときどきパラパラとめくっています。10代の頃は全く見向きもしなかったような箇所が、妙に心にしみるのはなぜでしょう。「朝夕なくてかなはざらむ物こそあらめ、その外は何も持たでぞあらまほしき。」(第百四十段)「朝夕なくてはどうにもならないものはしかたがないが、そのほかのものは何も持たないでいたいものだ。」 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
Day:2010.02.01 22:52 Cat:未分類 確かカーペンターズの歌に「雨の日と月曜日は」というのがありましたが、冷たい雨が一日中降って、ちょっと憂鬱なスタートとなりました。気を取り直して(^^)南丹市の美山町は「かやぶきの里」。観光客でにぎわう北地区まで行かなくても、いたるところにかやぶき民家が散りばめられています。由良川のすぐそばにある、僕がよく撮らせていただく民家です。人は住んでいないようですが、いつもよく手入れされているのがよくわかります。このあたりでは、民家の軒先には必ずと言っていいくらい、赤い実を付けた南天が植えられています。厄除けとか、何か意味があるのでしょうか。中には白い実も見られ、紅白で目出度い感じです。もうすぐ節分。旧暦では、この日が一年の始めなんですね。またさらに新たな気持ちでいきたいです(^.^) URL Comment(2)Trackback(0)Edit